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◆アジア杯 ▽準々決勝 韓国1―0イラン(22日、カタールスポーツクラブ競技場)
アジアの虎は、勝負強かった。0―0の延長前半ロスタイム、途中出場のMF尹ビッカラムの
強烈な左ミドルシュートがイランゴールに突き刺さった。イランの猛攻を守備陣が耐え、
今大会初完封で韓国がベスト4に駒を進めた。
試合序盤から、韓国はイランを圧倒した。サイド攻撃あり、中央突破あり、セットプレーあり。
多種多様な攻撃でイランゴールに襲いかかった。1分、右クロスからゴール正面の朴智星に
早くもシュートチャンス。これを逃した。24分には李容來が、45分には池東源がともに
枠のわずか外へ鋭いシュートを放った。
強さの源は、驚異的な運動量だ。流動的に動き回り、前の選手を次々と追い抜き何人もが
ゴール前に突っ込む。サイドバックは果敢に攻め上がり、攻撃に厚みを持たせる。この日の
チームの走行距離はイランの138キロを上回る143キロ。朴智星は12・7キロも走り切った。
後半途中から一度、運動量が落ち、徐々に攻め込まれ、危うい場面が続いたが、ここ一番の
勝負強さは健在だった。
「日本はいいチームになったと思う。成長した」。朴智星はこう日本を持ち上げたが本音は違う。
韓国代表関係者によれば、選手のほとんどが、21日のカタール戦をテレビ観戦し「日本は
あまり良くない。パスが全然回らない。南アW杯より弱くなっているし、10月の時よりも
落ちている」との印象を持ったという。
120分を戦った上に、日本が中3日、韓国は中2日と日程的には不利。守備の要のDF李正秀が
出場停止となるが、エース朴は「問題ない。メンタルを準備出来れば、大丈夫。日本に負けたく
ないというのは、ある」。ザック・ジャパンにとって、最も厳しい試合が待ち受けていることは、間違いない。
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