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3月末で全レギュラー番組を降板する意向を明らかにしたジャーナリストの
池上彰氏が19日、都内で行われた2010年度『PRパーソン・オブ・ザ・イヤー』
表彰式に出席し、改めてメディア露出休止を明言した。「最近ニュースをわかり
やすく解説するテレビ番組や新聞のコーナーが増えたし、私の役割は果たし
終えたなと思った」といい、一部で囁かれる4月の都知事選出馬疑惑には
「信じられない記事が出るから難しい。都知事選には絶対に出ません」とキッパリと
否定した。
同賞はPRに対する理解促進を目的に、毎年パブリックインタレスト(公益)に
貢献した人、それぞれの分野でPRの視点から活躍した人を表彰。池上氏は、
テレビ朝日系情報番組『そうだったのか!池上彰の学べるニュース』(毎週水
後8:00)などでのわかりやすいニュース解説で、一般のニュースに対する関心を
高めた功績により“社会全般の広報PRマン”であると評価された。
晴れの舞台に登壇しトロフィーを受けとった池上氏だが、多数のカメラの
フラッシュを浴びると「やめてくださいよ。業界団体の極めて内輪の席と聞いて、
それならいいかと来たけど騙された」と困惑気味。今後について「3月で辞めさせて
いただくことにしました。テレビやラジオから退いて、本来のいちジャーナリストに
戻って、報道や執筆をさせていただきます」と宣言した。
露出休止時期から、池上氏が都知事選に出馬するのではないかという報道が
過熱していたことにも触れ、「信じられない記事が出るから難しい。都知事選には
絶対に出ません」とキッパリ。それでも、「そうは言っても疑うのがジャーナリストだ」
ともフォローし、昨年のうちから確実に信じさせることができる準備をしていたという。
池上氏は3月17日に、都知事選出馬候補者の立会演説会での公開討論会の
司会の仕事を受けていることを明かし、「東京青年会議所に裏取りの電話をしてみて
ください」とニヤリ。また「都知事選は出たいんじゃなくて、取材したい。ジャーナリストは
取材の対象になってはいけない。きょうは不本意です」と苦笑いを浮かべていた。
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