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私、船越優蔵は１月１６日の試合をもって１５年間のサッカー選手生活に幕を下ろす事を決意しました。
１５年間を思い返すと、よくこんなに長くプロサッカー選手をしている事ができたなと思います。
３回もアキレス腱を切り、手術は５回、解雇されること５回、渡り歩いたチームは６チームと
波瀾万丈の選手生活でしたが、その都度素晴らしい仲間、素晴らしい指導者に支えられ、
今まで選手生活を送れた事は俺の一生の財産です。
俺の周りには本当に素晴らしい仲間がいてくれました。
先輩後輩にかかわらず、こんな俺を支えてくれた仲間に本当に感謝してます。
ありがとう。
選手生活を振り返って、悔いがない訳ではありません。特に去年の地域決勝の最終戦で
試合に出れなかったのは悔しかった。自分の力のなさが腹立たしかった。
あの日の悔しさを忘れずにこれからの人生を歩んでいこうと思います。
でも、今の俺の心の中には悔しかった、苦しかった事以上に嬉しかった事、楽しかった事、
感動した事の方が多くあります。サポーターがくれた千羽鶴に応援歌、
最終戦で俺のユニフォームを着てくれた事、二度の昇格、素晴らしい仲間との出逢いなど思い出せばきりがありません。
こんな素晴らしい想いができたのもサッカーのお陰です。
小学２年生からキャプテン翼に憧れサッカーを始め、３３歳のこの年まで、
サッカーは俺にとって全てで、全ての物を与えてくれました。
これからは、そんなサッカー、サッカー界に何か恩返しが出来ればと思います。
また、俺を産んでくれ、育ててくれた両親にも心から感謝しています。
今まで応援ありがとうございました。
そして、仲間達の幸運を祈っています。
■船越優蔵
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