11/01/05 15:39:50 0
認知症を患う母親の介護の日々をテーマに、熊本市の
会社経営高橋尚宏さん(60)が歌ったCDが共感を広げている。
介護関係者らに無料で配っていた作品を実費で販売したところ、
自主製作としては異例の約1万8000枚を売り上げた。
高橋さんは2003年、長崎県佐世保市の実家で独居していた
母のツヤさん(97)を熊本市の自宅に呼び寄せた。
気丈だった母は体が弱り、一人では起きあがれなくなっていた。
認知症が進み、幼い頃の記憶ばかりを口にした。
夜は母が何度もトイレに行きたがるため、薄目を開けて眠る習慣がついた。
私を母が呼ぶ/私の事を兄(あん)ちゃま、と呼ぶ/今は夜中の午前2時/
私は闇をにらみつけてる/これが俺の人生なのかと/この為だけに俺が居るのかと
09年に作詞作曲した「兄ちゃま」という曲。
ある日の夜、高橋さんはツヤさんの遠慮がちな声に起こされた。
「兄ちゃま、私を起こして下さい。オシッコに行きたいんです」。
自分を兄と呼ぶ母をベッドから抱き起こし、便座に座らせる。
そのやるせない思いを表現したという。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)