10/12/31 07:33:12 0
相対的に球宴の価値が低下し、入場料収入や協賛金が減れば、元も子もなくなるからだ。「球宴期間にやるのは難しいのではないか」。セ・リーグ球団幹部は悲観的な見方を示す。
NPBは年金に代わる新たな福利厚生制度を模索するが、具体的な進展はない。候補には私的年金の加入者にNPBが助成金を出す案などが挙がる。
年金の専門家は「年金型や養老型といった積み立てタイプの保険が利用できる」と見る。生保と組み、まとまった人数が加入すれば、“オーダーメード”の保険も作れるという。
だが、肝心な原資の確保に四苦八苦するのが現状だ。
活躍すれば億単位の年俸を得られるプロ野球界とはいえ、そうした選手は一握りだ。監督、コーチとして球界に残れる者も限られている。
選手の多くは、引退してからの生活の方が長い。年金をあてにしていたOBは少なからずおり、9日に東京都内でNPBが行った年金解散にむけた説明会では
「大変な問題。生活権の侵害だ」と怒りを露わにするOBもいた。
プロ野球OBクラブの黒江透修理事長は「新制度を作るなら、プロに入ってよかったと思えるようなものを検討して欲しい」と次代の選手のために注文をつけた。