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市川海老蔵暴行事件は反社会的勢力との戦い(下)林田力
元暴走族側の怪しさを知る上で、16日に発売された週刊文春2010年12月23日号の記事「海
老蔵 vs 伊藤リオン容疑者『スキャンダル・バトル』」は興味深い。記事では海老蔵に負
傷させられたと主張する元暴走族は事件後に飲み歩いているとする。また、高木氏につい
ても様々な情報を掲載する(「診断書を書いた医師はあいはら友子夫『末期がんにキノコ
がきく』」)。
極めつけは関東連合系の暴走族ブラックエンペラーの幹部であったとする金崎浩之弁護士
(弁護士法人アヴァンセ)のコメントである。そこでは「海老蔵にとっても示談はメリッ
ト」とし、「被害届を取り下げた方が双方にメリットがあるが、海老蔵側が意固地になっ
ている」と分析する。金崎氏は中立的な識者としてコメントしたような装いだが、内容は
暴走族側の本音の代弁にしか読めない。
金崎氏はテレビ番組にもコメンテータとして出演し、「海老蔵の経歴に傷が付くのは、困
るでしょう」などと主張した。インターネット掲示板では「テレビで関東連合の思惑を語
った弁護士」と受け止められ、「海老蔵事件関係の関東連合系人物相関図」にも名前が載
った。少なくともメディアが金崎氏のコメントを求めた理由は、金崎氏が元暴走族という
経歴を売りにしているためである。海老蔵事件が暴走族など反社会的勢力出身者の特需に
なっているという嘆かわしい現実がある。
この状況で海老蔵が被害届を取り下げて、示談で済ませたならば、反社会的勢力の無法を
許すことになる。海老蔵が暴走族に屈服したという印象を世間に与える方がダメージであ
る。そのために民事介入暴力の専門家・深澤直之弁護士を海老蔵の代理人とした意味があ
る。