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ミャンマー：ＡＰＦ通信代表拘束 都内で山路さん報告 拘束中に撮った映像などを公開
ミャンマーで７日に実施された総選挙を取材中に拘束されたＡＰＦ通信社（東京都港区）
代表の山路徹（本名・松本徹）さん（４９）が２３日、都内で開かれた同社主催の報告会で、解放に至る経緯を説明した。
山路さんは隠し持ったペン型カメラで撮った映像を上映。留置場では「おれたちのためにありがとう」
と隣の房から握手を求めてきた民主運動活動家の男性と、看守に分からないよう英語で話した。
男性は「ケンジ・ナガイはおれたちのために闘ってくれた」と、同社の契約記者で０７年に
反政府デモの取材中に射殺された長井健司さんをしのんだという。
釈放後に警察官らが笑顔で記念撮影を求めてきたことなども打ち明け「行かなければできない取材ができた」と振り返った。【合田月美】
毎日新聞記事より