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現地時間15日、アルゼンチンがブラジルを抜き、世界で最もサッカー選手を他国へ“輸出”している国になったことが分かった。
一部では、アルゼンチン国内のリーグにとってよくない傾向だとの声が上がっている。ロイター通信が報じた。
『ユーロアメリカズ・スポーツ・マーケティング』社の調査によると、2009年から10年の間に、アルゼンチンは1800名もの選手を他国へ“輸出”している。
これは過去10年間で最も多くの選手を輩出してきたブラジルの1440名を上回る数字で、アルゼンチンからヨーロッパへ向かう選手の数はますます増えている。
同社のヘラルド・モリーナ氏は、ロイター通信の取材に対し、「選手はテレビ放映権やチケット売上、グッズ販売、ライセンス売却を上回る収入をもたらす最大の財産。
それが今日の現実だ」とコメント。「言い換えれば、アルゼンチンやブラジルのクラブにとって最大の収入源ということだ。
それでクラブは、シーズン後にどの選手を売り、どうやって負債を減らすかを焦って考えるようになる」と、
若手選手の売却が負債を減らすための手段になっていると語った。
ここ5年でアルゼンチンから他国へ“輸出”された選手の数は、約800%も増えている。ヨーロッパのクラブへ売られる選手の年齢は低く、多くが下部組織に所属し、
トップリーグでデビューもしていない15歳か16歳のときに売却されている。
だが元選手で、現在はアルヘンティノス・ジュニオルスの下部組織を率いるアドリアン・ドメネク氏は、「国外に出ることは、プロとしてのキャリアにとって一歩後退となる」とコメント。
「トルコやロシア、ウクライナ、ルーマニアでは多くのチームが選手を買う。より経済力があるからだ。ギリシャもそうだね。
(つづく)