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ピタルチ強化部長はこれまでうわさに挙がった日本代表ＭＦ本田圭佑（２４）＝ＣＳＫＡモスクワ＝の
獲得について「本田は優れた選手だが、移籍金が高すぎる。現実的な候補には加えられない」と
既に断念したと語った。南アＷ杯以後、目立った活躍のない本田に移籍金２０００万ユーロ
（約２２億４０００万円）は高いが、香川には２８億円の価値がある。これがＡマドリードの評価だ。
既に香川とポジションが重なるＭＦシマン（３１）をベジクタシュ（トルコ）に放出。ブラジル人
ＭＦエリアス（２５）＝コリンチャンス＝の獲得が決まったが同強化部長は「スペインで３年
過ごしているウルグアイ代表ＤＦゴディンがもう少しでスペイン国籍が取得できるので、
ＥＵ圏外枠は１つ空く」と語り香川受け入れ態勢は万全だと強調した。
現段階でＡマドリードが香川に出せる資金は１０００万ユーロ（約１１億２０００万円）までという。
しかしチームスポンサーが京セラで、アジア戦略の一環として日本人獲得の機運が高い。
ドルトムントが交渉に応じれば、資金上乗せ→移籍の可能性は十分ある。