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【Jリーグ】ピクシーのもうひとつの顔。セルビア人としてのドラガン・ストイコビッチ
東方正教会の教会は愛知県に3つしかない。そのうちのひとつ、鶴舞にある名古屋ハリストス正教会の松島司祭は今年11月、セルビアを旅した。
旧ユーゴスラビアでは、共和国ごとに主要な宗教が分かれており、クロアチア、スロベニアがカトリック、セルビア、モンテネグロ、
マケドニアが正教、コソボがイスラム教の国である(ボスニア・ヘルツェゴビナはこれら3つの宗教が混在している)。
現地では、ベオグラードで神学を学んでいる若い学徒の案内でフルシュカゴーラなどセルビア国内の修道院をあちこちまわった。
日本からやってきた正教会の司祭ということで、どこへ行っても大歓迎であったが、何よりも驚いたのは「Nagoyaから来た」と言うと
「ピクシーのいるところか?」と修道士たちに聞かれたことであった。
凛とした美を放つフレスコ画、澄んだイコンの青、これらに囲まれた荘厳な空間でいきなりサッカーの話題が出てくるとは……。
現役時代、ストイコビッチは松島司祭の教会に足しげく通っており、その人となりはよく分かっていたが、
改めて祖国における存在の大きさを知る思いであった。
同時にまた、ストイコビッチを通じてセルビアの人々が日本をよく理解していることに気づかされた。
特に年輩のセルビア人にとって、日本はケガで悩んでいた我らがピクシーを復活させてくれた国というポジティブな印象が強い。
そういうストイコビッチに対して日本政府観光庁からスポーツ観光マイスター就任の要請が来た。
日本人、外国人問わず、無償で日本の観光地としての魅力を国内外に向けて発信してもらうという使命である。
URLリンク(blog.shueisha.net)
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