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プロ野球の興行を手がける福岡ソフトバンクホークスマーケティングは１３日、
ＪＲ九州、ＪＴＢと提携する方針を明らかにした。
九州新幹線鹿児島ルートが来年３月に全線開業するのに合わせ、
来季から野球観戦ツアーなどを共同で企画し、観客増を目指す。
ソフトバンクホークスマーケティングによると、
ＪＲとは新幹線のチケットと野球観戦を組み合わせた格安ツアーなどを企画し、
大阪や鹿児島などからの観客誘致につなげる。
また、球団会長の王貞治さんをたたえる記念館を７月、ヤフードーム内に開設したことから、
王さんの人気が高いアジアからのツアー客誘致でＪＴＢにも協力してもらう考えだ。
野球事業は年間２５億円前後の営業赤字に陥っているとされるが、
観客動員数は２０１０年の球団主催試合の１試合平均でパ・リーグ１位の
３万６２人と集客力があるため、ＪＲなどとの提携で野球事業の収益改善を図る。
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