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日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が来年1月のアジア杯(カタール)に向けて、
イタリア人脈を駆使して中東の情報収集を行っていることが判明した。
1次リーグでヨルダン、シリア、サウジアラビアの中東勢と同組になったことを受け、
サウジアラビアのアルナスルで指揮を執る元イタリア代表GKのワルター・ゼンガ監督(50)らと接触して対戦国や気候などのデータを集めている。
カルチョの国で築いた人脈を最大限に生かす。ザッケローニ監督が2大会ぶりの優勝を目指すアジア杯に向けて、
中東に活動拠点を置くイタリア人から情報を吸い上げていることが判明した。
1次リーグはヨルダン、シリア、サウジアラビアの中東勢と同組。
関係者は「ザッケローニ監督は、ゼンガやカンナバロから対戦国や気候などの中東情報を集めているようだ」と明かした。
ザッケローニ監督は80年にセリエCチェゼナティコで指導者のキャリアをスタートさせ、ACミラン、インテル・ミラノ、ユベントスなどの監督を歴任。
30年近い指導歴があり、イタリアでは太い人脈を持つ。一方で、イタリア国外での仕事は日本代表監督が初めてで、アジア杯は未知との戦い。
相手の分析など試合までのプロセスを大切にする指揮官だけに、情報収集は重要だった。
90年W杯イタリア大会で連続無失点記録(517分)を打ち立てた元イタリア代表GKのゼンガ氏は今年5月からサウジアラビアのアルナスルの監督に就任。
07年にはUAEのアル・アインを指揮した経験もある。
元イタリア代表主将のカンナバロはW杯南アフリカ大会後はUAEのアルアハリに在籍。
ザッケローニ監督は2人から、中東勢の選手の特徴、気候や、長くて深い芝生などについても情報を入手済みで、就任後初の公式大会に向けて万全の準備を進めている。
◆ワルテル・ゼンガ 1960年4月28日、イタリア・ミラノ生まれの50歳。現役時代の大半はインテル・ミラノで過ごし、86年10月のギリシャ戦で代表デビュー。
代表出場58試合。99年の指導者転向後はルーマニアやセルビアなど海外経験が豊富。セリエAではカターニアやパレルモを率い、現在はサウジアラビアのアルナスルを指揮。