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VVV吉田、カレン入団を歓迎「実績のある選手が必要だと思っていた」
ヘラクレスといえば平山相太がいたチーム。そこに吉田麻也がいるVVVが乗り込んだわけだから、
記者室は見知った顔でいっぱいになり、僕も彼らからいじられっぱなしだった。
この日、注目を浴びていたのはカレン・ロバートだった。
PCを開きながら情報交換し合うオランダ人たちがカレンの顔写真を見て、「これが日本人の顔か!?」と驚いていた。
「父親は北アイルランド人らしい」「英語が苦手らしい」「2部リーグの選手らしい」と彼らは検索しながら情報を加えていく。
そこで僕が「5年前、カレンはウォッテTD(テクニカルディレクター)によってフェイエノールトにリストアップされたこともあるんだ」と
トリビアを披露し、「古い話だな」とカウンターを食らいながらもカレン情報が完成されていった。
すでにカレンの長身とスピードを確認したベルデン会長は獲得の意思を固めているが、現場を預かるファン・ダイク監督は
「一応、自分の目で確認してみたい」と練習でカレンをチェックする。それでも入団はほぼ内定した状況だ。
吉田もチームメートから「どんな奴だ?」と聞かれているようだが、ジョークで「お前が下手クソだから、代わりに取ったんだ」と答えたら、
FWのボイマンスやアハハウイが真顔でビビっていたという。
カレンに与えられそうなポジションは4-3-3システムの左ウイングだ。
現在のVVVの助っ人はポルトガル人が3人、ナイジェリア人も3人、日本人、ハンガリー人が各1人など、という状況だが、
特にポルトガル人選手に対する批判が強い。彼らは素晴らしい素質を持ちながら、それを実戦で発揮するすべを知らないのである。
VVVはトレードマークとも呼べるポゼッションサッカーを放棄し、4-4-2によるロングボール主体のサッカーをしている。
それは17位という成績のせいもあるだろうが、元をただせばポゼッションサッカーの軸として期待されていた
ポルトガル人選手たちが思ったほど戦力にならなかったこともあっただろう。
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