10/12/06 20:33:08 0
NHKドラマ「坂の上の雲」に出演…藤本隆宏 自分なりに やり切った
3年がかりのスペシャルドラマ(日曜後7・30)の第2部(第6~9回)が放送中。第2部の中心人物、
広瀬武夫中佐役には、テレビでは無名のこの人が抜てきされた。
「最初はうれしさでいっぱいでしたが、原作やドラマのスケール感、広瀬さんの人物像を知るうちに重圧が
増してきました」
広瀬中佐は、日露戦争の海戦で逃げ遅れた部下を救おうとして戦死し、軍神にまつられた人物。
「豪傑であり、優しさの塊でもある方。ただ、自分で調べたことよりも、台本に書かれた広瀬さんを演じる
ことに集中しました」
1メートル83の堂々たる体格と精強な顔立ちは、ロシア駐在時代にロシアの軍人たちに愛されたという豪放な
広瀬役にうってつけ。だが、言葉を選びつつ穏やかな口調で質問に答える姿は、むしろ繊細さを感じさせる。
ドラマの中の広瀬も、豪快さと明るさが目立った第1部とは異なり、今年は感情を抑える場面が目立つ。
帰国命令を受け、恋人アリアズナに別れを告げる場面(第6話)でも、広瀬は口数少なく運命に耐える。
「強い思いを抱きながら、軍人らしい態度を崩さない。表現したいけれどできないという難しい芝居でしたが、
心に思っていれば伝わるはず、と信じて演じました」
広瀬にとって海軍兵学校での後輩に当たるのが、主役の秋山真之(本木雅弘)。俳優の世界では逆に本木が
先輩だが、「すべてを受け止め、自分のやりたいようにやらせてくれた。感謝しています」と話す。
第9回「広瀬、死す」で展開される海戦シーンは、地中海のマルタにある水上セットで撮影した。
「本物の火や煙がノドや目にしみたけれど、幸せでした。あんな大きなセットで、メーンの役をやらせて
いただけたんですから」
続きは>>2-5あたりに
YOMIURI ONLINE URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)