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内田、バイエルン斬り…リベリ完封に「ウッシー」コール
◆ドイツ・ブンデスリーガ第15節 シャルケ04 2─0 バイエルン(4日・フェルティンス・アレナ)
日本代表DF内田篤人(22)が所属するシャルケ04は4日、ホームで2連覇を狙うバイエルンに2―0で快勝。
フル出場した内田はフランス代表MFリベリ(27)を抑え、守備で貢献した。
同MF長谷部誠(26)が所属するヴォルフスブルクはブレーメンと0―0の引き分け。
FW矢野貴章(26)のフライブルクはハンブルガーSVに1―0勝利。長谷部と矢野は出番がなかった。
内田がボールを持つ度に、メーンスタンドのホームのファンから「ウッシー!」の大声援が起きた。
内田の愛称「ウッチー」のドイツ語風コールだ。「CHI」の発音がドイツ語では「シ」に変化。
1―0のリードで後半15分を過ぎると、ドリブルで右サイドを駆け上がってのFWファルファンとのコンビプレーや、
相手MFリベリとの1対1の場面で、盛んに声援が飛んだ。
「えっ、全然わかんなかった。呼ばれてたような気はしたけど」。
試合後、本人は驚いて照れ笑い。観客の大コールも耳に入らぬほど、リーグ最高年俸1000万ユーロ(約11億円)を誇る
フランス代表の快足MFとのマッチアップに集中していた。相手がボールを持ったときにできるだけ体を近くに寄せる戦法で、シュート3本に抑えた。
「僕はもう、リベリしか見ていない状況だった。本当にテクニックがうまくて、すっきりとしていい選手。無失点で終われたのがよかった」と笑顔。
前節11月27日のカイザースラウテルン戦で0―5の大敗後、雪の上で全員短パンで練習という制裁を下したマガト監督(57)から、
ハーフタイムに「よく抑えているぞ」と声をかけられた。同監督が選手個人をほめるのは珍しいこと。
「もう、続けていかないと。これで満足したら下からも横からも取ってくる。また練習、しっかりしないと」と、さらなる飛躍を誓った。
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