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30日に初日を迎えた京都・南座での「吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」。
目玉だった市川海老蔵は傷害事件で重傷を負ったため休演したが、チケットが
完売していたこともあって満員御礼。観客からは代役を務めた片岡仁左衛門(66)、
片岡愛之助(38)を絶賛する声も相次ぎ、皮肉にも興行的には大成功の開幕となった。
海老蔵に対して歌舞伎ファンからは「事件はとんでもないこと」「いろんな経験が
大事じゃないですかね」など同情的な声が聞かれる一方、代役の好演もあってか
「いなくても興行的に問題ない」「自覚がない」など厳しい意見も数多く聞かれた。
そんな中、「正直、見てみたかった」と語った女性は「事件は残念だけど、ひと回りも
ふた回りも大きくなって帰ってきてほしい」とエールを送っていた。
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