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広島は５位指名の中京大中京・磯村嘉孝捕手（１８）と２６日、
名古屋市内のホテルで契約金３０００万円、年俸４８０万円（金額は推定）で仮契約を結んだ。
磯村は先日サッカープレミアリーグの強豪、
アーセナルと仮契約したＵ－１９（１９歳以下）日本代表ＦＷ宮市亮（１７）と同じクラス。ともに成功を誓った。
「お互いプロの道へ進むので頑張ろう、と言い合っています」。
磯村は２年の昨夏、甲子園大会に出場。「５番捕手」で全国制覇に貢献した。
宮市はＵ－１９日本代表に選出されるなど、「和製Ｃ・ロナルド」と呼ばれるサッカー界の逸材。
アーセナルと仮契約を結んだ友人に負けじと、磯村もこの日、実現すべき目標をきちんと設定した。
「まず守りをしっかりとして、打撃を磨きたい。
広島の捕手陣は石原さんをはじめとして層が厚いので大変だと思うが、３～４年かけて１軍に上がりたい」。
１年先輩で、甲子園でバッテリーを組んだ堂林から寮生活のことなどいろいろな助言をメールでもらっている。
ただ「どっちが先にプロでレギュラーになれるか、いい意味でライバルでありたい」と言い切った。
川端編成グループ長は「肩もいいし守りは大学レベル。城島（阪神）のようなキャッチャーになってほしい」と期待。
祖父、父、叔父、兄が甲子園出場を果たした野球一家から初めて出たプロ野球選手。
「前田健さんの球を受けてみたい」という磯村の挑戦が始まる。
★アーセナル日本語公式HP
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