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夕刊フジ編集委員・久保武司
URLリンク(soccer.yahoo.co.jp)
18年目でついにリーグ優勝を達成したJリーグ名古屋グランパスが今オフ、
総額10億円にのぼる超大型補強を敢行する。
すでに日本代表ではDF槙野智章(広島)、MF藤本淳吾(清水)の入団が内定段階。
移籍金を含めると3億円以上かかるW杯南アフリカ大会の主力日本代表MF松井大輔(トム)の獲得調査を開始する。
「お金は出すが口は出さない」というのが名古屋の親会社であるトヨタ自動車のやり方。
今年も補強を含めた人件費は23億円以上。1位の浦和は28億円を超えるが、今季の不振で厳冬更改が必至のため、
今オフは名古屋が名実ともにJリーグナンバーワンのビッグクラブになる。
J1の平均人件費が15億円ということを考えると、いかに資金が豊富かわかる。
これだけのお金をかけられるのは、まさに親会社の力につきるが、過去に1度だけ、トヨタ自動車が口を出したことがある。
1993年から2007年までリーグ8位が5回もあったことから「グランパス8」というチーム名を「8なんてつけているから8位ばかりなんだ。
来季からグランパスとチーム名をかえろ」と命じたのだ。
Jクラブでは天下り役員が多い中、サッカー愛もナンバーワンといえるのがクラブの取締役でもあるトヨタ自動車の豊田章男社長(54)。
「悲願だった。(クラブ初代社長で父)章一郎からは、私が見に来ているのに“勝ったよ”と電話がきた。本当によかった」。
トヨタ自動車の社長が名古屋グランパスの取締役になったのは1991年の章一郎社長以来。
トヨタグループの本気度は並大抵ではなかったということ。
(つづく)