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2010年11月21日17時00分 / 提供:ゲンダイネット
ドラフトで指名された球団と仮契約を済ませた新人の話だ。
入団するチームの施設見学をした際に、球団関係者から思わぬ言葉を浴びせられた。
「本当は斎藤クンが欲しかったんだよ」
斎藤クンとは、もちろん早大の斎藤佑樹のこと。
思わず、「すいません」と謝ってしまったこの選手は、実力では斎藤を上回ると評価されている。
「斎藤が欲しかった」と言った球団関係者は、
「誰もがやっぱりコイツを指名してよかったと思うような活躍をしてくれ」とケツを叩いたつもりかもしれない。
あるいは、ドラフト後もスポーツマスコミの話題を独占する“ハンカチ王子”の人気と注目度を改めて痛感して、
本音が口を突いたのかもしれない。
いずれにしろ、大志を抱いてプロの門を叩いた矢先、やる気に水を浴びせられるような言葉をかけられたこの選手は、
大きなショックを受けたという。当たり前である。
入った球団を間違えたと後悔してももう遅い。1年目から斎藤以上の結果を出して見返すしかないが、
こういう関係者がいる球団に対する愛情は早くも冷めてしまったことだけは間違いないようだ。
(日刊ゲンダイ2010年11月20日掲載)
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