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楽天が前アスレチックス・岩村明憲内野手（３１）と出来高を含め最大３年総額約１０億円に及ぶ
大型契約を結んだことが１６日、分かった。球団はこの日、同選手と正式契約したことを発表。
１７日にＫスタで入団発表が行われるが、期待通りの活躍を見せれば、
期待通りの活躍を見せれば、いきなりチーム最高年俸に躍り出し、「星野楽天の顔」となる。
闘将の岩村にかける熱い思いが、大きな数字となって表れた。球界関係者によると、
星野楽天の大型補強第１弾は、最大で３年約１０億円に達するビッグ契約だった。
星野監督も電話で交渉に参加し、「一緒に戦おう。力になってほしい」と
力強いラブコールを送っていたが、金額面でも破格の契約となった。
岩村は今年６月にパイレーツから戦力外通告され、９月１２日にアスレチックス入り。
２球団合計６４試合出場で打率１割７分３厘、２本塁打、１３打点に終わってＦＡとなっていたが、
楽天の評価は最高ランクで変わらず。３年目は球団が契約延長するかのオプション（選択権）を持つが、
エスカレーター式に年俸が増え、満額で３年約１０億に及ぶ。本人に愛着のある背番号「１」も用意されている。
今季チーム最高の年俸３億円だった岩隈が、ポスティング制度でメジャーへ移籍することが決定的。
もし岩村が満額を獲得すれば、野手トップの山崎の２億５０００万円に匹敵し、まさに楽天の顔となる。
岩隈と田中のダブルエースを擁しながら、リーグワーストの５７６得点と攻撃力不足に泣いて最下位へ転落しただけに、
日米通算２０４本塁打の男にかかる期待は大きい。実力も契約もビッグな大砲が、楽天再建の救世主となる。
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