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Kスタ・楽天戦 飲食物持ち込み規制強化に不満の声
プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、仙台市のクリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)で
行われる東北楽天の試合で、飲食物の持ち込み規制が強まり、観客から不満の声が出ている。
外で買った食べ物だけでなく、手作りの弁当やおにぎりも締め出す徹底ぶり。
球団は「売店の売り上げを確保するために仕方ない」と理解を求めるが、一部のファンは
「もうけ主義が強すぎる。手作り弁当ぐらい大目に見てもいいのでは」とぼやいている。
「場内で買った食べ物以外は外で食べるか、お預かりします」。7月の公式戦。
係員が入場口で持ち込み禁止を呼び掛け、客の手荷物検査をしていた。おにぎりや
スナック菓子などが引っ掛かり、預かり品の台に置かれた。
妻、孫と3人で観戦に来た塩釜市の無職高木伸也さん(65)は妻の手作り弁当が見とがめられ、
試合前、妻と交代で球場を抜け出し、外周の一角で弁当を食べた。
「中の店で買うと高いので弁当を持ってきたが、駄目と言われてがっかり。
手作り弁当を食べながら家族で観戦する楽しみに水を差され、興ざめする」と嘆いた。
持ち込み禁止は初年度の2005年度から定められているが、実際は手荷物検査をせずに黙認していた。
翌年度からテロや危険物持ち込みの防止を理由に検査を強化。場外で買った飲食物をまずシャットアウトし、
今季から手作りの食べ物もご法度にした。
阪神と巨人、横浜、広島、ロッテ、オリックスは食べ物の持ち込みを制限していない。
ヤクルトと日本ハム、西武は規制はあるが、事実上黙認している。中日、ソフトバンクは
比較的厳しく統制しているが、入り口で預かることはしない。