10/11/09 13:21:40 0
誰が言ったか、不人気シリーズ。
稀に見る名勝負となったこの日本シリーズは、第1戦、第2戦、第5戦の地上波放送がないという前代
未聞の事態もどっこい、「放送しなさい」という野球の神様の啓示か、第4戦(延長11回)、第6戦(延長
15回)、第7戦(延長12回)という3試合延長戦突入の完全中継で、1試合+2イニング分を補てんした。
地上波放送のない試合も結果的には2試合が大差での決着となり、さらに第4戦の野村克也、第6戦
の古田敦也・野茂英雄、第7戦の清原和博と、これまたビッグゲームにしか出てこないゲスト解説陣の
貴重な話が(途中から寝ていたと噂される野茂英雄以外は)いつもより多く聞けたのだから、終わって
みれば例年以上にがっつり観たという満腹感に溢れていたりする。
特に試合終了時刻23時54分。シリーズ最長時間にして延長15回の大熱戦を完全中継した第6戦の
フジテレビは、途中からCMが入らない緊急事態に陥りながらも、最後まで本当によくやりきってくれた。
その姿勢に敬意を表して、21時からの放送予定が0時10分開始になってしまった映画『バブルへGO!!』
を眠い目をこすりながら観た野球ファンも多いのではないか。
今シリーズの報道側でMVPをあげるならば間違いなくフジテレビであろう。敢闘賞は第4戦をこれまた
完全中継のテレビ東京と、第3戦をちゃんと中継してくれたテレビ朝日というところか。
そしてもうひとつ、新人賞をあげたいメディアがある。
今回のシリーズではじめてその存在を知った、インターネットの動画共有サービス「Ustream」(ユー
ストリーム)という新メディアだ。
● 奔放すぎた幼き日のフクシ君が、立派な大人となって登場!
今回の日本シリーズ、すでにご存じの方もおられるだろうが、地上波放送のなかった第1戦と同時
進行で、'87年のバブルにボーンした落合監督の御子息・フクシ氏が23歳の立派な青年となり『「中日
vs.ロッテ」日本シリーズ第1戦「フクシ君といっしょ! 観戦」 on Ustream』なる番組を中継したのである。
(>>2以降に続く)
ソース:あの“フクシ君”が日本シリーズ中継!? Ustreamでこぼれた落合監督の本音。
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