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日本ハムの紺田敏正外野手(30)、須永英輝投手(25)と2対1の交換トレードで、
巨人から移籍が決まったウィルフィン・オビスポ投手(26)。
新天地での初仕事は、いわくつきの背番号を引き継いで、あの個性派選手のニオイ消し!?
ドミニカ出身のオビスポは、2007年に年俸240万円の育成選手でスタート。
他人の野球用具を勝手に使うわ、冷蔵庫の食べ物を失敬するわの問題児だったが、
昨季6勝を挙げてブレークした。だが年俸が2000万円までアップしたせいか、すっかり慢心。
練習に身が入らず、今季2勝3敗に終わったことで、見切りを付けられた。
巨人・清武球団代表は「行き詰まりがあった。ハングリーさを取り戻してくれれば」と
放出の理由を説明。だがオビスポ本人は「どこでも野球を続けるポジティブな気持ちでいる。
試合では常に100%の力を出し切ろうと思っている」とあっけらかんとしたものだ。
奔放なドミニカンが新天地で初心に帰り、真摯に野球に取り組むかは未知数だ。
それでも、その型破りなキャラを見込んで、日本ハム側からは“特命リリーバー”を期待する声が上がっている。
「背番号『16』を引き継いでくれ」というのだ。
日本ハムの「16」は木田勇、金村暁と歴代のエースが背負ってきた由緒ある番号。
08年からはメジャー逆輸入右腕の多田野数人投手(30)が背負ってきたが、今季限りで戦力外となった。
この空き番を誰にあてがうのかが問題だ。ある若手選手は「見栄えはいい番号かもしれないですけど、
多田野さんのイメージが強いから…」と及び腰。多田野は学生時代にゲイビデオに出演した醜聞があり、
チーム内には「あの選手が好みらしい」と笑えない冗談が流れたこともある。
大きな番号を背負う若手から、積極的に「16番をください」という要望は出そうもない。
かといって、事情を知らない新人に「押しつける形になってはかわいそう」(球団関係者)。
“ケツ番”の危機に瀕した「16」を救うのは、紳士の球団から三行り半を突きつけられたカリブの怪人か。
(笹森倫)
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