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広州アジア大会開幕前の8日に1次リーグ初戦・中国戦を迎えるサッカーのU‐21日本代表が5日、広州入りした。
4日に日中関係悪化の要因となっている尖閣諸島沖・中国漁船衝突事件の映像がインターネット上に流出。
さらなる関係悪化が懸念される中、選手たちは緊張した面持ちだった。
現地では日本大使館、中国公安当局が協力し、日本が中国に勝った場合の中国人サポーターの暴動などに備え、
選手、関係者、サポーターの『避難シミュレーション』が行われていることが分かった。
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選手村が本格オープンすることを受けて、広州白雲空港は各国選手団の到着でごった返した。ただU‐21日本代表が到着すると、空気は一変した。
ゲート付近の警察官が15人増員され、現れた日本の選手たちも緊張した面持ちでバスに乗り込んだ。改めて日中間の緊張が垣間見えた。
4日に中国漁船衝突事件の映像がインターネットで流出。日中の関係悪化が懸念される中、チームリーダーを務める日本サッカー協会・原博実技術委員長は
「誰が流したんだろうね。反日感情が高まる可能性もあるし、慎重に行動しないと。
もう(U‐21代表)関塚監督が選手たちに注意はしているけど、状況を見て僕からも言いたい」と、表情を引き締めた。大会初戦となる8日の試合は、かつてない厳戒態勢で行われる。
10月、中国でのU‐19アジア選手権でも中国人の観客が日本戦のピッチに乱入し、日の丸を奪う事件が起きた。
今回、最も懸念されているのは日本が勝った場合の中国サポーターの暴徒化だ。日本大使館は現在、日本オリンピック委員会(JOC)や旅行会社などを通じて
当日の関係者や報道陣、サポーターの人数の把握に努めている。
「最大規模」の警備態勢を敷くと表明している中国公安の協力のもと、最悪の場合を想定した『避難シミュレーション』を行っているという。
試合会場は6万人収容の天河スタジアム。5万人以上が中国サポーターとなるとみられ「大使館からはかなり細かい指示が出ている」と、JOC関係者。