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第16回アジア競技大会(アジア大会)が今月12日より中国・広州で開催される。
日中関係が緊迫した状態の中開催される、中国での大型国際競技イベントの開幕を前に、
第一金融網には「我々はどのように日本代表団と相対すればよいか」という記事が掲載された。
9月7日に発生した漁船衝突事件以降、ぎこちない状態が続く日中関係。
そんな中、45の国と地域の1万2000名あまりが参加するといわれるアジア大会が始まる。
日本選手団は過去最大規模の1081人が参加するという。
記事では、このような状況下でどのようにして中国人の怒りを収めつつ日本選手の安全を確保するかがホットな話題となっているとした。
そして、「両国には異なる自己の歴史があり、若い人も異なる考え方を持っている。
スポーツマンとして、これらの問題を超越すべきだ」という市原則之・日本代表団団長のコメントと
「我々はオリンピック精神に基づいて、各代表団に公平な競技環境を与える。
すべての参加者に対して等しく安全を守る措置をとる」という広州アジア大会組織委員会副事務局長のコメントを紹介した。
さらに、中国国内のネット上で飛び交っている、日本代表団の扱い方に対するさまざまな意見を紹介した。
あるユーザーは、日本代表団が入場する際に「我々は歴史を忘れない、中国は一歩も譲らないぞ」という横断幕を掲げようと提案し、
あるものは「ホストの役割を果たすのが我々の責任。歓声を持って日本代表を迎えよう」と語り、
またあるものは「物を投げたりやじを飛ばしたりすると、国外から『今大会は失敗』だったといわれ、今後の大型イベント開催に響く。
沈黙こそが相手を動揺させる最大の方法だ」と呼びかけていたという。
これらの意見について「どれがいい悪いということはいえないが、一概に言えるのはみな愛国心を掲げていること。
国を愛するのは当然だが、それには方法を考える必要がある」と論じた上で、
最後にやはりオリンピック精神を発揚してホストの責務を全うすべきとの見解を示すとともに、
「過激な言動は大会に汚点を残す。感情で動くべき場ではない」と冷静な態度を求めた。