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サッカー・フランス代表のレイモン・ドメネク前監督が、フランスサッカー連盟(FFF)に
200万ユーロ(約2億2600万円)の退職金の支払いを求め、労働審判所に提訴した
ことが分かった。
ドメネク氏はW杯南アフリカ大会で代表チームを指揮していたが、大会期間中に
選手が練習をボイコットするなど、チームは崩壊状態に陥り、1勝もできずに
1次リーグで敗退していた。また、ドメネク氏は南アフリカとの1次リーグ最終戦で
試合後にカルロス・アルベルト・パレイラ前監督との握手を拒んだため、FFFから
批判されていた。
ドメネク氏は「重大な過失」があったとして9月に解任された。解雇についてフランスの
法律は被用者に重大な過失があった場合、雇用者は退職金を支払う義務がないと
しているが、被用者は労働審判所に異議を申し立てることができる。
ニュースサイトLePost.frによると、ドメネク前監督が退職金としてFFFに要求している
金額は同氏の2年分以上の給与にあたるという。
ソース:AFPBB News
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