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J2東京Vの新たな運営会社に、スポーツクラブ、幼児園などを運営する株式会社バディ企画
研究所(本社・東京都世田谷区、鈴木威社長)が内定したことが28日、明らかになった。
同社は東京Vの株式を30%以上取得して筆頭株主になる予定で、29日のJリーグ臨時理事会で
承認され次第、正式決定する。Jリーグ事務局長を兼務していた東京Vの羽生英之社長(46)は
Jリーグを退職し社長業に専念する。
注目されていた東京Vの新たな引き受け先が、都内を中心にスポーツクラブやスポーツ幼児園を
運営するバディ企画研究所に内定した。東京Vの株式を30%以上取得して筆頭株主になることで
合意しており、出資額は推定1億円。バディに次ぐ株主にも大手スポーツイベント運営会社が
名を連ね、東京V関係者は「総合スポーツクラブになるためにノウハウをお借りしたい」としている。
東京Vは昨季限りで親会社の日本テレビが撤退。前身の読売クラブユースOBを中心とする
前経営陣が経営を引き継いだが、今年6月末に資金ショートを起こして退陣し、Jリーグの
羽生事務局長が社長を兼任する形で再建を図ってきた。その結果、経営努力により債務超過は
当初の4億6000万円から3億8000万円に削減された。18日にはスポーツ用品販売のゼビオと
5年間の包括スポンサー契約(推定総額4億円)を締結。債務超過解消のメドが立ったことで、
並行して行っていた複数の新株主との交渉も一気に進んだ。
29日に行われるJリーグ臨時理事会後には新生東京Vの株主総会も行われ、バディの鈴木社長が
東京Vの新会長に就任。また羽生社長は近日中にJリーグを退職して社長業に専念する。
バディはサッカー以外にも野球、陸上、柔道、バスケットボールなど数々のスポーツ事業を展開。
東京Vは総合型スポーツクラブという新たな理想も見据えながら再建をスタートさせる。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)