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東京都内で23日から始まったアジア最大級の映画祭「第23回東京国際映画祭」で、
映画祭に参加する台湾の名称を巡るトラブルが起き、関連企画のため来日した
中国代表団が開幕式をボイコット。台湾側も一部イベントに出席できなかった。
台湾各紙が報じた。
台湾紙などによると、映画祭の関連イベントとして企画された中国映画週間のために
来日した代表団が、台湾側に「中国台湾」か「中華台北」という参加名称に変えるよう要求した。
中華台北は、五輪などに参加する際に用いられている名称だ。台湾側がこれを拒否したため、
中国側は開幕式への出席を取りやめた。
ただ、映画祭本体に参加するため来日した中国人監督や俳優らは開幕式に出席した。
台湾側は昨年までも「台湾」として参加してきた。中国側は今回「『台湾は中国の不可分の
一部である』という譲歩できない原則的問題が解決されていない」と主張し、名称変更を
要求した。台湾側は「映画祭という文化活動にまで政治を絡めるのは納得できない」と
反論している。
中台関係は改善しつつあるが、最近は国際的な場で中国の台湾に対する同様の妨害行為が
相次いでいる。
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