10/10/26 12:05:17 0
今年は名古屋が日本の2大プロスポーツのタイトルを独占するかもしれない。
先週土曜(23日)の同時刻に地上波フジテレビではプロ野球の
クライマックスシリーズ・中日―巨人戦、NHK・BS1では
J1リーグ第27節・名古屋グランパス―ヴィッセル神戸戦が中継された。
中日は巨人の粘りに苦しみながらも9回裏、和田一浩のタイムリーでサヨナラ勝利。
30日に始まる千葉ロッテとの日本シリーズに臨む。グランパスもJ2降格圏脱出がかかる
ヴィッセルの必死の抵抗に苦しんだが2-1で勝利した。
グランパスは7戦を残す現時点で勝点57の首位。2位鹿島と3位ガンバ大阪は49だから、
勝点で8の大差をつけている。プロ野球流にいえば2・5ゲーム差で「優勝マジック」は5。
5勝2敗でも優勝できるわけだ。
この時期に首位にいるチームは優勝が目の前にちらついて本来のプレーが
できなくなることが多い。しかもグランパスの場合は悲願のリーグ戦初優勝がかかっている。
その重圧からこれまでのように順調に勝点を積み重ねることはできないだろう。
かといって追いかける鹿島とガンバにしても、実力が拮抗した現在のJ1で残り7戦を
全勝するとは考えづらい。グランパスは苦しみを味わいながらも優勝を勝ち取るはずだ。
つまり先週土曜は名古屋をホームタウンにする2つのプロチームが、
ともに日本一に向けて大きく前進した日でもあったのである。
ちなみにこれまで同年に同一都市・地域を本拠地にするプロ野球とJリーグのチームが
日本一になったことはない。94年には巨人とヴェルディが日本一になっているが、
この時のヴェルディのホームタウンは川崎だった。
(続く)
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