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12日のユーロ2012予選のイタリア対セルビア戦は、セルビア人ファンがピッチに発煙筒や花火を投げ込んだために、
キックオフが35分遅れ、試合は６分で中止となった。
代表チームがピッチに登場し、国歌が演奏される前に整列したところで、暴動鎮圧用の装備をした警官が現れて選手たちをロッカールームに送り返した。
数人のファンが道具を持ち出してフェンスを切り始め、ガラスの仕切りは壊されるなどした。
その後、チームは再びピッチに登場したが、セルビアのファンはセルビアの国歌が流れる間ずっと口笛を吹いたりブーイングをしていた。
セルビアはホームで行われた金曜日のエストニア戦に３?１で敗れ、ヴラディミル・ペトロフ新監督の初陣を勝利で飾れなかった。
試合前には、正GKのヴラディミル・ストイコヴィッチが、滞在中のホテルの外で脅されたとして、プレーしたくないと話していたという。