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ザックＪＡＰＡＮ歴史的１勝は想定外、ゴールの瞬間は淡々 2010.10.09
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初戦は歴史的勝利で飾ったザッケローニ監督だが、浮かれてはいられない【拡大】
ザックジャパンが想定外の白星スタートをきった。サッカー日本代表が８日、強豪アルゼンチン代表と
対戦。前半１９分のＦＷ岡崎（清水）の先制ゴールを守りきり、１－０で勝利した。アルゼンチン代表
とは１９９２年に国際Ａマッチ初対決して以来６連敗中だった。７度目の挑戦で初めて勝ち取った、
記念すべき１勝となった。
「攻撃と守備のパーツの助け合いによって達成した１勝です」と振り返ったザッケローニ監督（５７）
自身、岡崎のゴールにも派手にガッツポーズすることなく、淡々と９０分を指揮した。ロスタイムも
ほとんどなく終わった試合に、「えっ、もう終わり？」ときょとんとした顔でチームスタッフと握手を
かわした。
初采配にむけた４日間の戦術練習はオール非公開。「まずは守備」と、岡田ジャパンとはまるで違う
ゾーンディフェンスの守備を整備し続けたのが勝因のひとつだろう。
ただし日本がアルゼンチンに勝てた背景には、いくつかの“神風”的要素があった。世界屈指の攻撃力を
誇るアルゼンチンとはいえ、欧州のリーグ戦中断期間中のアウェー戦だけにモチベーションは低かった。
来日した２７選手全員が、１０時間以上も飛行機に乗って日本にやってきていた。日本では初の代表戦披露
となったメッシに至っては、所属するバルセロナのクライフ名誉会長から「日本戦なんてそんなに重要では
ないから、行く必要がないのではないか」とダメだしまでされていた。
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>>2以降に続く
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