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春夏の甲子園に12回の出場経験を持つ駒沢大学付属岩見沢高(北海道岩見沢市、
大津百年校長、生徒数273人)は8日、12年度から生徒募集を停止し、生徒が卒業次第、
閉校すると発表した。11年4月に入学する生徒が最後となり、14年3月末で約半世紀の
歴史にピリオドを打つ。
同日、市内で記者会見した学校法人「駒沢大学」の佐々木孝一理事長は(1)中学卒業者
の減少(2)道内の高校教育を駒大苫小牧高(苫小牧市)に集中する(3)校舎の老朽化--
の3点を閉校理由に挙げた。7日の理事会で生徒募集停止を決定した。
駒大岩見沢高は64年に駒大北海道教養部、駒沢岩見沢女子短大(すでに閉校)とともに開設。
生徒数はピーク時の66年に約1300人に達したが、70年代以降減少。01年からは定員
(180人)割れの状態が続き、今年の新入生は74人だった。硬式野球やスキーなどスポーツ
に力を入れ、長野五輪ジャンプ団体金メダルを獲得した岡部孝信選手(雪印)らを輩出した。
佐々木理事長は8日、岩見沢市の渡辺孝一市長に閉校方針を報告。渡辺市長は「寝耳に水の内容。
理事長には再考を要請した。市の支援も含めて存続を訴えていく」と話した。【吉田競】
毎日jp
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