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アルゼンチン戦後 ザッケローニ監督会見 キリンチャレンジカップ2010
■目標はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくこと
わたしにとって(日本代表監督としての)デビュー戦だったが、結果には満足している。
それより選手たちが、この合宿で自分が言ってきたことをどれだけピッチで表現してくれるか
見ていたが、特にそこに満足している。アルゼンチンはスペインと一緒で最強のチームだと
思っている。非常に強敵ということで、試合のアプローチまでは緊張していた。試合前に
選手たちに言ったのは、この試合に勝ちたいのであれば、チーム力で上回るしかない。
そういうことを伝えた。それからサポーターの皆さんに感謝したい。本当に12番目の選手
としてサポートしてくれた。ありがとうございます。
両チームに決定的なチャンスが生まれたが、日本は2点目、3点目を取るチャンスは
あったと思っている。試合開始直後は不安な立ち上がりだったが、時間が経つにつれて
自信を持つようになり、自信を持って厳しいシチュエーションにも対応してくれた。特に
われわれのチームはサイドチェンジ、サイドを頻繁に変えることが、攻撃面で相手に的を
絞らせないことにつながったと思う。
課題としては、アルゼンチンはやはり経験のある選手が多くて、自分たちが疲れたり
困難なシチュエーションに置かれたときに、どうすれば楽にサッカーをできるかということを
知っている。それに比べて日本は、経験という意味では劣っている。これからチームを
作る上で、そういうところも解決していければと思う。
試合終了間際の時間帯で相手にチャンスを作られたが、やはりわれわれが間延びした
ので、大きくスペースを与えてしまったからだと思う。われわれが疲れていないときは、
見事にコンパクトにまとまっていて不安はなかった。勝利は非常に大事だが、この勝利に
よって選手たちがそれぞれの実力を信じて、自信を深めてもらえるようになればいいと思う。
われわれの目標はアルゼンチンに勝つことではなく、成長していくことである。次の韓国戦に
向けて準備していきたい。
(続きは>>2-5)
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