10/10/07 17:38:35 0
(夕刊フジ編集委員・久保武司)
サッカー日本代表・ザッケローニ監督(57)の初采配となるアルゼンチン戦があす8日、埼玉スタジアムで行われる。
連日の非公開練習でザッケローニ監督がまず着手したのが守備の強化。徹底したのは、DF陣への「ゾーンプレス」だった。
しかし、これは1995年から2年間、日本代表を指揮した加茂周監督が好んで使った戦術。
もともとはイタリアで80年代後半から90年代前半に全盛期を迎えたACミランがヒットさせた。
当時ACミランのアリゴ・サッキ監督は、相手攻撃陣と1対1で対峙するそれまでの守備戦術ではなく、
囲い込みながらゾーンを作って抑える戦術を採用した。これを踏襲し、ザッケローニ監督も98-99年シーズンでACミランを優勝へと導いたのだ。
「ゾーンプレス」という言葉自体は加茂監督が「マスコミのみなさんに使ってもらってサッカーをメジャーにしたかった」という和製英語。
この戦術で98年フランスW杯出場を目指したが、結果に結びつかず、アジア予選途中で更迭された。
イタリアでは「過去の人」と呼ばれているザッケローニ監督。その理由が、20年近く前にはやったこの戦術に固執している点にある。
イタリアのサッカー関係者によれば「日本代表就任の際には多くの(イタリアの)新聞でベタ記事程度のものが出ましたが、今は全く話題にすらなっていません」という。
ソース ZAKZAK 2010.10.07
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
>>2以降に続く
依頼ありました