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日本代表FW香川真司(21)=ドルトムント=が5日、
同代表FW本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=に「挑戦状」を叩きつけた。
8日のアルゼンチン戦(埼玉)、12日の韓国戦(ソウル)に向けた
日本代表合宿のため、この日、ドイツから帰国した。チームに合流すると、
ドルトムントで務めるトップ下でのプレーを希望した。W杯でエースだった
本田圭もこの日帰国した。ザック・ジャパンでトップ下争奪戦が始まる。
172センチの小柄なエース候補は控えめな口調ながら、きっぱりと言い切った。
5日早朝、成田空港に到着すると、休む間もなく、埼玉県内のグラウンドへ直行した香川。
ランニングなどで調整し「奪うということはないけど、結果を残せば、自然と取れると思う」。
ザック・ジャパンでも、ドルトムントで開花したトップ下での出場を希望した。
本田圭への“挑戦”だ。原博実強化担当技術委員長(51)が監督代行で指揮した
9月のパラグアイ戦、グアテマラ戦では、香川は左の攻撃的MFで起用され、
トップ下は本田だった。香川のゴールで、南アで苦杯をなめた相手に雪辱。
攻撃陣にも相応の手応えはあった。それでも、自らの得点力を最大限に
生かせるのは「トップ下」と実感している。南アで一躍、英雄となった本田圭に対し、
サポートメンバーで悔しい思いをした香川。完全非公開で行われた午後の戦術練習と
紅白戦でも左サイドで起用された模様だが、心は「トップ下」だ。
ドイツで目覚めた新境地だ。06年のプロ入り時はボランチ、
C大阪のレヴィー・クルピ監督(57)に見いだされ、攻撃的MFに役割を変えたが、
C大阪での定位置は3シャドー(1トップの下に3人のMF)の左だった。
(続く)
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