10/10/05 16:05:28 0
ヒディンク監督が足りないとみたものこそ、パク・チソンの神髄だった。2002年W杯メンバーは「最後まで落選候補だった」と明かしているように、
派手さに欠けるパク・チソンの評価は高くなかったが、4強神話の中で一気に花開くことになる。
マンUの有名スターたちの交流や、気分転換にピアノを習い、初めて「一人旅というもの」に出かけ、三泊四日で北海道を訪れたという本人の素顔は新鮮で純粋に面白いが、
読み終えて強く思うのは、日本からこそ「パク・チソン」が生まれる可能性が大いにあるということだった。
「献身」はいわゆる「日本人らしさ」だからだ。強烈なパーソナリティーだけが欧州で求められているわけではないのだ。12日の日韓戦、またもパク・チソンは渋く勇躍するのだろう。