10/10/05 13:20:00 0
プロ18年目のシーズンを終えたエンゼルスの松井秀喜外野手が4日、当地で時事通信の取材に応じ、
今後の去就について「今は何も考えていない」と改めて話した。
新天地での1年は不本意な結果に終わった。
昨季終了後にヤンキースへの愛着を語ったような再契約への強い思いは感じられず、
「また(エンゼルスに)戻ってくることがあれば、そういう気持ちになる」と話すにとどめた。
チームの松井秀に対する評価も定まらない。
「トータルで期待に近いものを出してくれた」と首脳陣は口をそろえる。
一方で、シーズン終了後も残留交渉の動きは見えず、優先順位が低いことがうかがえる。
出番が激減した今季終盤の起用法からも「不要」と見るのが自然で、
地元紙は残留の可能性が低いとの論調で一致している。
去就未定でオフを迎えるのは2年連続だが、置かれた状況は1年前より厳しい。
36歳という年齢に、松井秀は「引退はもちろん考えたりする。現実的に考えたことはまだないけど、
いつ来てもおかしくないから」と述べた。
日本球界復帰は封印し、メジャーで生き残るためには各球団を渡り歩く道も覚悟する。
「終わったことはどうもできないし、常に先を、前を見据えないといけない」。
静かに現実を受け入れようとしている。
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