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保護責任者遺棄致死罪など4つの罪に問われ、懲役2年6月の判決を受け
控訴中の元俳優、押尾学被告(32)が4日、保釈された。
9回にわたる保釈請求を却下した地裁の決定を東京高裁が取り消し、
検察側が抗告しなかったため、保釈保証金1000万円を即日納付。
301日ぶりにシャバの空気を吸った押尾被告は、一緒に合成麻薬MDMAを
飲んで死亡した東京・銀座のクラブホステス、田中香織さん(当時30)について
「墓参りに行き、両親に説明したい」との意向を示した。その本心はどこに…。
肩までボサボサに伸びた白髪交じりの髪。
そして、険しい表情は公判のときと変わらなかった。
午後7時36分、200人を超える報道陣が待つ中、東京拘置所から
6人の職員に付き添われて、押尾被告が姿を見せた。
昨年12月7日の再逮捕から約10カ月ぶりに保釈された姿は、
法廷と同じ黒のジャケットにワイシャツ姿ながら、ネクタイはせず、
ジーンズにスニーカー履き。左手首には数珠が巻かれていた。
無数のフラッシュを浴びると、みけんにしわを寄せて表情をこわばらせ、
「何かひと言」との報道陣の呼びかけにも一切無言。数秒間一礼すると、
弁護士が用意したタクシーに1人で乗り込んだ。昨年8月31日に保釈された際に
謝罪の言葉を述べ、約7秒間頭を下げたのとは対照的だった。
保釈前に接見した弁護人によると、押尾被告は保釈決定に「本当によかった」
と安堵の表情を浮かべ、香織さんについては「簡単に許してくれるとは思わないが、
ご両親に事情を説明して、できるだけ早くお墓参りをしたい」と話したという。
法廷で香織さんの母親が「はがき1枚よこさなかった」と涙ながらに明かした
押尾被告の心境の変化は、二審を有利に闘うための戦術なのか、
それとも今になって良心の呵責にさいなまれたからなのか…。
(続く)
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