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来季の監督人事が揺れに揺れている楽天に３０日、サプライズプランが浮上した。
電撃解任されたマーティー・ブラウン監督（４７）の後任として、ロッテや大洋（現横浜）などでプレーし、
オリックスで監督も務めたレオン・リー氏（５７）の名前が挙がっていることが明らかになった。
さらに、ブレーブスに所属する息子のデレク・リー内野手（３５）との親子獲りも視野に入れているという。
混迷を極めている来季監督候補に、あっと驚く人物が浮上していた。
楽天は９月２９日、続投が既定路線とされていたブラウン監督を就任わずか１年で電撃解任。
球団は急ピッチで後任候補の人選を進めている。
関係者によれば、楽天首脳は後任の第一条件として、「監督経験のある人物」を挙げているという。
今季パ・リーグ最下位に沈み、２年契約を結んでいたブラウン監督の契約を１年残した上で
途中解任した経緯をふまえれば、来季は結果がより重要視されるのは当然のこと。
ちなみに、初代監督の田尾安志氏、２代目監督の野村克也名誉監督の名前は候補にないという。
そこで、特に本社筋の間で候補の一人に浮上しているのが１９７８年からロッテ、大洋、ヤクルトでプレーし、
２００３年にはオリックスで４月に石毛宏典監督の解任後、後任を務めたレオン・リー氏。
監督しては、スタート時の出遅れを解消できないまま最下位に終わったが、打撃面の指導には定評がある。
また、在籍していたロッテは宮城球場（現Ｋスタ）を準本拠地にしていたこともあり、仙台との縁も深い。
さらなる衝撃のプランは、同氏の実の息子で米大リーグ、ブレーブスに所属するデレク・リーの招へいだ。
今年８月にカブスからトレードで移籍した強打が持ち味の現役バリバリのメジャーリーガー。
現在の年俸は１３００万ドル（約１１億円）と獲得にはかなりの資金が必要だが、
その場合は今オフのメジャー移籍が決定的となっている岩隈のポスティング資金も期待されているという。
日米で活躍する“親子鷹”の獲得が実現すれば、野村克也、克則親子をはるかに超え、
インパクトも十分。昨季はノムさんの退任で揺れた楽天。今年の後任探しも注目は集まるばかりだ。
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