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井上真央が、角田光代の人気小説を映画化する「八日目の蝉」(成島出監督)に主演することが決まった。
父親の不倫相手だった誘拐犯に育てられ、本当の家族のもとに戻っても自分の居場所を見出せないまま成長し、
自らもまた不倫相手の子どもを妊娠してしまう難役を通して新境地に挑む。
第2回中央公論文芸賞を受賞した同作は、今年3~5月にNHKが檀れい主演でドラマ化し大きな話題を呼んだ。
檀が扮した希和子役に、映画版で臨むのは永作博美。自分が子どもを持てなかった希望を、奪った乳児に投影させ、
警察に逮捕されるまでの4年間にわたり愛情を注ぎ続けるという役どころだ。
映画化に際し、物語の軸となるのは井上扮する恵理菜のパート部分。
これまでは、「花より男子ファイナル」や「僕の初恋をキミに捧ぐ」などで演じた明るく元気な少女の役が多かった。
今回は数奇な運命を背負った女性が複雑な内面を抱えながらも、
真実の愛とは、母性とは何かを模索しながら成長する姿を演じきる。(続きます)
ソース:eiga.com
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