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巨人は28日から対阪神2連戦(甲子園)。1敗した時点で優勝の可能性が
完全消滅する巨人はもちろん、阪神も首位中日を追うには1敗が命取り。
両軍にとって1勝1敗は不可、連勝がノルマだ。
巨人は不振で2軍落ちしていたドラフト1位ルーキー長野久義外野手(25)、
東野峻投手(24)を呼び戻して臨む。原辰徳監督(52)は「選手たちには自分の
言いたいことを伝えた。(自分が)ムチを入れ、選手たちは走っているワケだから、
手綱を引く必要はない」と競馬に例えて全開を宣言した。
現場は白熱しているが、最近の傾向を象徴しているのがテレビの地上波中継。
関西地区では28日はABC朝日放送(テレビ朝日系)が午後9時48分まで、
29日はMBS毎日放送(TBS系)が9時54分までたっぷり中継するが、
対照的に関東地区では中継がない。
阪神人気の熱い関西で高視聴率をたたき出すナイター中継が関東で冷ややか。
そんな温度差は今に始まったことではないが、日本テレビが27日に開いた
定例会見で、細川知正社長は「いまはもう、本当に巨人戦を見たい人たちは、
むしろBS放送で見たいというニーズの方が強いのではないか」との見解を示した。
続いて舛方勝宏副社長も「具体的な数字は申し上げられないが、
BS放送の“接触率調査”によると、BS日テレが中継した8月3日からの
巨人vs阪神3連戦はいずれも15%を超えた」と興味深いデータを明かした。
地上波の視聴率はビデオリサーチ社がモニター世帯のテレビに接続された
機器によって毎日計測しているが、BS放送の接続率は基本的に公にされることはなく、
年6回のアンケート調査によるもの。母数も違うため、単純に比較はできない。
ただ、関西地区の地上波で苦戦続きの巨人戦ナイターも、放送時間延長のある
BS日テレや、巨人の全主催試合を開始から終了まで完全中継するCS放送「G+」では
重宝され、それなりに見られているのは間違いなさそうなのだ。
(続く)
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