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>>1の続き
■指揮官憤り隠さず 楽勝ムードで攻守ゆるみ
6―0の快勝劇も2位の徳島ヴォルティスセカンドが逆転勝ちし、優勝決定はお預け。
同じ会場で続いて行われた宿敵の試合を見守った後、北野監督は「次、しっかり勝てばいい」。すっきりとした表情で会場を後にした。
この日の試合は序盤から攻守がかみ合い、理想的に進んだ。前半6分、FW岡本の「早い時間帯に取りたかった」というゴールで先制。
18分にMF飯塚、27分にFW脇坂が続き、同30分ごろ、累積警告で出場停止にリーチが掛かる岡本を早々とベンチへ下げた。
だが、ここからが気にくわなかったのか、指揮官はハーフタイムに選手たちへまくし立てる。
「あの緩いパスは何だ」「どうしてボールを追いかけるのをさぼる」「勘違いしてんじゃねえよ」。
リーグ優勝しても、その先にはJFL昇格を懸けた全国地域リーグ決勝大会が控える。
決勝大会は実力同等以上の相手と3日間連続で試合を行う過酷な戦い。だからこそ、北野監督は「早い時間帯に点を取って、またいつもの甘い部分が出た」と憤りを隠さなかった。
さらに宿敵との最終戦は、引き分けでは優勝のない相手が死に物狂いで向かってくるのは間違いない。
DF波多野は「2週間しっかり準備し、集中して戦いたい」。
甘えを断ち切り、真の強さを手に入れられるか。真価が問われる。