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加古川市が来秋、日本将棋連盟の公式戦となる新たな棋戦の創設を計画している。
在住・出身の将棋棋士が4人いる加古川は「棋士のまち」をPRしており、棋戦の主催で
さらに弾みをつける。自治体による棋戦は、女流の「倉敷藤花戦」を主催する岡山県
倉敷市に次いで2例目だが、男性棋士が参加する棋戦は初めて。
新棋戦は、プロの四段とプロを目指す奨励会三段が対象で、アマチュア強豪や
女流棋士のタイトル保持者らの出場も検討する。トーナメントで戦い、対局結果は
同連盟の公式記録として残る。
開催は2011年10月の予定で、若手棋士の「登竜門」として、5年以上の継続を目指す。
今後、公募も視野に棋戦の名称を決め、必要経費を新年度当初予算に計上する方針。
加古川市では、出身の久保利明2冠(35)、神吉宏充七段(51)、在住の井上慶太八段(46)、
稲葉陽四段(22)‐と4人のゆかりの棋士が活躍。在住で井上八段門下の船江恒平三段(23)も
今月11日に四段への昇段を決め、10月からプロ棋士は5人に増える。
09年11月に誘致したイベント「将棋の日」では、過去最大規模の延べ約3200人が訪れた。
樽本庄一市長は「盛り上がりの火を消さないよう棋戦の創設を決めた。若手の励みになるよう
努めたい」と話している。
ソース:神戸新聞
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