10/09/16 20:18:11 RzsyAbGz0
〓〓〓イチローの内野安打が打撃技術と無関係であることの証明〓〓〓
内野安打が多い選手にも幾つかのタイプがあり、それによって内野安打の分布が全く異なってきます。
MLB.comのHitting Chart(打球分布図)を使って、好対照な2タイプを比較してみましょう。
◆タイプ1
平均以上の脚力で三遊間に強いゴロを打つ右打ちの強打者
代表例・・・ベイ、A-ROD、ブラウン、ホリデイ
All YearsでベイはPNC Park、A-RODはYankee Stadium(下から2つ目)を選択し、「singles」をチェックしてください。
URLリンク(mlb.mlb.com)
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→二人とも三遊間に強い打球を放つことが多いため、内野安打の分布は三遊間に集中しています。
◆タイプ2
かなりの俊足でボテボテの内野ゴロを量産する非力打者(特に左打者)
代表例・・・イチロー、ピエール、ガスライト、スパン
All YearsでイチローはSafeco Field、ピエールはSun Life Stadiumを選択し、「singles」をチェックしてください。
URLリンク(mlb.mlb.com)
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→二人とも当たり損ないのゴロを脚でセーフにしているだけなので、内野安打の分布は完全に分散しています。
内野安打が多い右打者は非力な打者だけではなく、チームの主軸を張る強打者である場合が多いです。
右打者が放つ強い打球は一塁から遠い三遊間へ飛ぶため、送球が間に合わないことが多いからです。
一方、内野安打が多い左打者は、非力でボテボテのゴロが多い俊足打者にほぼ限られます。
左打ちの強打者が放つ強い打球は一塁に近い一二塁間に飛ぶため、内野安打を量産することは難しくなります。
ボテボテのゴロを当て逃げする俊足打者は、一塁ベースに近い優位性を生かして内野安打を量産しています。
イチローは完全にボテボテのゴロを当て逃げするタイプの非力打者です。
内野安打の量産は俊足のおかげであり、打撃能力が優れているとはいえません。