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■一発芸より実力重視!?
「エンタの神様」(日本テレビ系)や「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)など、
ここ10年ほどブームだった若手芸人による“ネタ見せ”を中心としたレギュラー番組が、
今年に入って次々と終了している。若手芸人の登竜門が消えることについて、
お笑いの関係者からは「時代はネタよりトーク重視に移っている」
「今後は“一発芸人”ではなく、実力ある芸人だけが残るだろう」などの声が聞かれる。
(萩原万貴枝)
芸人たちのネタ見せレギュラー番組に“異変”が起きたのは、この春。
平成11年にスタートしてブームの先駆けとなったNHK総合の「爆笑オンエアバトル」が
3月に終了し、後続の「オンバト+(プラス)」は放送を月3回に縮小。
ブームを牽引(けんいん)した「エンタの神様」や、中堅芸人らも出演した
TBS系「ザ・イロモネア」も同じく春で姿を消した。
さらに、フジ系「爆笑レッドカーペット」は8月、同番組から派生した
「爆笑レッドシアター」も今月8日に最終回を迎えた。
ブームは何だったのか。芸人の日々の動向を追うニュースサイト「お笑いナタリー」の
遠藤敏文編集長(36)は、ツービートらが活躍した昭和50年代半ばの漫才ブーム以降、
目立ったネタ見せ番組がなかったことを指摘。
「平成4年開始のフジ系『タモリのボキャブラ天国』で爆笑問題のギャグが注目されるなど、
『ボキャブラ』の成功が『ネタをもっと見たい』という視聴者ニーズを高め、
ブームの下地を作った」と説明する。
ブーム中は、「ギター侍」として人気を得た波田陽区(はたようく)(35)や、
桜塚やっくん、エド・はるみらがブレーク。しかし、一時は20%以上の視聴率を誇った
「エンタの神様」も、2年ほど前から徐々に低迷、昨年秋以降は1けた台を記録することが
多くなっていた。芸人たちの浮沈も激しく、一発屋と揶揄(やゆ)される者も少なくない。
(続く)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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