10/09/12 02:31:53 JMu+Cai+P
>>19
MF本田のスルーパスが多くの決定機をつくり出した。サッカー解析システム「スタッツ・スタジアム」によると、
7日のグアテマラ戦での本田のスルーパスはチーム最多の9本を数え、そのうち8本を味方に通した。
強く渇望する自らのゴールはなく、1発狙いの個人プレーも目立ったが、スルーパスの精度の高さは目を見張った。
1トップを務めたW杯では見ることができなかった「パサー」としての姿がそこにあった。
ときには中盤の低い位置まで下がってボールを受け、そこから守備網のすき間を縫うようにパスを通した。
前半44分のDF長友へのロングスルーパスは秀逸だった。
本田のパサーとしての能力を最大限に引き出したのは、MF香川だったといえる。
スルーパス3本を含め敵陣での「本田→香川」のパスは選手間別最多の11本に上った。パス10本以上の組み合わせはこのラインだけ。
パスを呼び込む香川のオフ・ザ・ボールの動きは光った。前半20分の森本の2点目も、
本田の香川へのスルーパスが起点。この「ホットライン」が、新生日本代表の攻撃を担っていくことになるだろう。【石川秀和】
[日刊スポーツ新聞社 2010年9月9日(木)]