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フジテレビは8日、伊豆諸島・三宅島(東京都三宅村)付近で、
映画の撮影準備をしていたスタッフが海中のサンゴを採取していたと発表、謝罪した。
同社広報部によると、三宅島の噴火をテーマにした映画の製作を準備。
8月24日から31日にかけて、フリーの男性スタッフ4人が
美術セットの撮影資料としてサンゴ19個を採取。9月2日に
三宅島の倉庫に保管していたサンゴを島民が見つけた。スタッフが同社に連絡したのは同月6日だった。
4人のスタッフはサンゴについて「死んでいると思って採った」と話しているという。
詳細は同社が調査中だが、三宅村によると、
島付近の海中でサンゴを採取することは自然公園法に抵触する恐れがあるという。
同社は「社会的にも道徳的にも許されることではなく、三宅島の皆さまの気持ちを裏切るような結果となった。
管理責任を痛感しており、深くおわび申し上げます」とコメント。映画は、製作するかどうかを含めて検討中。
三宅村政策推進室は「サンゴを目当てにダイバーや観光客が島に来てくれている。反省してほしい」としている。
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