10/08/29 12:47:16 wLCPTdQ20
ターザン山本のコラムより ジャンボ鶴田
リーダーシップについては無関心。興味がなかった。親分肌でもない。
後輩や若手の面倒も見ない。 ケンカはしたくないタイプ。
道場でもあまり練習はしなかった。
セメントとかガチンコという考え方には、本人はどうでもいいとさえ考えていた。
これでは鶴田のことを誰もレスラーは強いと思ったりしない。
レスラー仲間に人望がなかったということである。
こんな言い方をすると彼の評価はガタ落ちになってしまうが、
いざリングに上がって試合をすると抜群のスタミナがあった。
テクニックもいうことなし。ただ、ガッツとか根性については無縁の人。
要するに、ナチュラルになんでもできたのだ。
しかも身長があり、懐(ふところ)が深い。
あんなに素質と才能に恵まれていた男はいない。
それなのに人を引っ張っていこうという気がまるでなかった。
典型的な個人主義。これでは団体のエースとしての資格には欠ける。
結論。彼は自分の強さをファンのため、プロレス界のため、
ジャンルのために使おうとしなかった。そういう意識がなかった。
これは彼の性格からきたものである。