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阪神が今オフの補強へ向け、オリオールズ・上原浩治投手（３５）の獲得を検討していることが２３日、分かった。
球団首脳は元巨人のエースに関して「これから、体調面などを調べてみる。まだ白紙の段階だが、
投手は補強したいと思っている」と、本格的な調査に着手することを明かした。
７月下旬から調査渡米していた球団渉外担当が先週帰国。その調査リストの中には、
今季限りでオリオールズとの２年契約が切れる上原の名前があったことも判明した。
上原は２１日にメジャー初セーブをマークするなど、球宴明けから好投を続けている。
ただ、メジャー２年間で４回も故障者リスト（ＤＬ）入り。体調面の不安はメジャー残留の大きな障害となると見られ、
本人もスポーツ報知の取材に「雇ってもらえるなら、便利屋として何でもやる。
敗戦処理でも、何でも。こだわりはないから」。日本球界復帰も視野に、現役続行を希望している。
阪神は昨オフ、マリナーズ・城島の日本球界復帰希望をいち早くキャッチ。ソフトバンクとの争奪戦に勝った。
「今年は野手は考えていないが、投手はぜひ欲しい」と球団首脳。上原は大阪・寝屋川市出身で、
阪神ファンであったことも公言。雑草右腕が入団となれば戦力面だけでなく、大きな話題となるのは間違いない。
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