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エンゼルスの松井秀喜外野手(36)が10日(日本時間11日)、
本拠地アナハイムで行われたロイヤルズ戦に2戦連続の「4番DH」で先発し、3打数無安打に終わった。
それでも何とか犠飛で先制の1打点を挙げ、3-1の勝利につなげたが、
打撃不振の松井にはこれが精いっぱい。出場機会が限定されつつある中、
必死で粘り強い打撃を続けているが、まだ調子が上向く兆しはみえてこない。
打てないながらも2日連続の先制打点は、消え入りそうなプレーオフ進出へわずかな望みをつないだことになったのか。
ハンター外野手の出場停止で連続で4番に座った松井は、苦しみながらも、
基本に忠実なチーム打撃でチームに貢献した。打撃不振の中でできるせめてもの打撃だった。
1回1死二、三塁の好機。1番にアブレイユを繰り上げ、
3番に移籍組のカラスポを入れたことで活性化したエンゼルスの新打線は、
この日も松井の1打席目に大きなチャンスをつくりだした。
松井は相手右腕バリントンの投じた甘い速球をセンターへ大きな犠飛を打ち上げた。
4番打者として最低限の責任を果たしたが、本来ならばスタンドに打ち込んでほしい甘い速球だった。
しかしそのあとが続かない。2打席目以降は二ゴロ、中飛、一ゴロで凡退。
8月に入ってゴロでの凡退が10、飛球での凡退が3、三振が4。
調子が悪くなると打球が上がらなくなる松井の悪い打撃傾向が顕著となっている。
試合は先発右腕ハレンの好投で競り勝ち、アスレチックスをかわして2連勝で2位に浮上した。
しかし、首位レンジャースとは8・5ゲーム差と引き離されたままだ。松井の打率は・243にまで下がっている。
ヤンキース時代から何度となくレギュラーポジションを失う危機に瀕しながら、必ずプライドを奪い返してきた。
今回もまた逆襲してくれることを信じるだけだが…。
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